腸たちから学んだ衝撃的なことは、
周りの人は全て自分自身の鏡だということです。
当時は何言ってるのか全く分かりませんでしたけどね。
自分が見ている現実で、
もしも引っ掛かる出来事があったとするなら、
それは必ずあなた自身の中にあるものです。
だから、誰かの言動が何か心に残ったなら、
その出来事から一つ答えを貰えるチャンスなんですね。
日常の景色
ある日、夫が掃除機をかけていました。
私は、それにすっごくイライラしたんですね(笑)
夫は、掃除機をブンブンまるで暴走族がエンジンをふかしているように掛けていたからです。
なんで、私はそんなくだらないことにイライラするんだろう。
ってね、考えてみました。
腸の勉強をする前なら、きっと『うるさい!』と言っていたと思います。
『虚勢を張る』と頭に浮かんだんです
虚勢を張るというのは、見栄を張ること、自分を大きく見せること。
私は夫が、
『自分は悪いんだ!強いんだ!』
と言っているように見えたんですね。
また別の日、息子がテレビアニメを見ていました。
悪者キャラの子が、学校から何かを盗んでいたシーンです。
正義キャラの子が言いました。
『借りたの?』
すると、悪者役の子が言うんです。
『借りたんじゃない!盗んだんだ!』
私は何でたまたまこの場面が気にかかったんでしょうか。
自分が悪者なんだと自分で言っちゃうことに、
な~んか、引っ掛かっちゃったんですよね。
ということは、私は悪者ぶっているという事でしょうか。
そして、そんな自分にイライラしていると言うことですね。
自分を大きく見せると失敗する
私は、今まで自分を大きく見せる癖がありました。
自分を大きく見せると、必ず失敗するんです。
大体は、何でもかんでも任されちゃって自分がつぶれてしまいます。
そして、悪者にされます。
貴方のせいでこうなったと言われちゃうんですね。
なんでも自分が責任を取ることで、人から常に評価される側に回っていた気がします。
そして、自分を大きく強く見せてしまう、つまりイキってるんですね。
そして、そんな夫やキャラクターを見て引っ掛かるということは、
私はイキっている私に腹を立てているという事なんでしょう。
でも、自分が腹を立てている理由って、何だと思いますか?
もちろん、それで失敗しているからです。
自分を傷つけているからですよね。
自分が、その考え方を持っていることで辛い思いをしているはずです。
自分を大きく見せることは、正義感の強い私には必要だったのかもしれません。
しかし、自分を大きく見せることで数々失敗してきたはずです。
皆、その失敗した出来事は覚えているんだけど、その前を忘れてしまっているんですね。
失敗した出来事になる前に、自分が持っていた気持ちがあるんです。
だから、たとえば私の場合
『自分を強く見せたい』
こういった気持ちが、一番の原因になって様々な失敗談に繋がっているということです。
自分を強く見せたいという気持ちを叶えようとしてとった行動は全部失敗なんですね。
沢山の事を出来ると勘違いするな。
出来ることだけを全力でやっとけばいい。
あれもこれも全部責任持てます!って私はイキっていってましたよ。
でも今になってわかるのは、自分は本当に何にも出来ないということです。
それをとことん理解しなければいけないんですね。
そうすると、夫の掃除機暴走族には、きっとイライラしなくなるはずです。
今日も最後まで、ありがとうございました。
ではでは。