人と話すときこそ、自分を見つけるチャンス

気持ち

いつも、一人でいるときにはゆっくり考えられるのに。

自分が想像した理想の自分でいようと気を付けているのに。

 

 

人と話す場面になると、全く自分が見えなくなる。

 

 

 

そして、一人になったときに、ハッとする。

 

『どうしよう、私何か悪いことしたかな?』

 

 

そんな経験ありませんか?

 

 

 

私は、いつもそうでした。

 

誰かと話すと、途端に自分が分からなくなっていました。

 

 

 

そして、話し終わると不安になります。

『これでよかったのかな?』

『失礼なこと言ってないかな?』

 

何でこんなことが起こるのでしょう

 

無意識で現実世界に引き込まれる

 

人と話すときに、自分の中はどうなっていますか?

 

私は、全く分かりませんでした。

無意識に話しているからです。

 

人の、その場の雰囲気に呑まれてしまっています。

相手の物語の中でキャラクターとして存在してしまっている状態です。

 

無意識に話しているから、後で不安になってしまうんです。

 

その場の雰囲気に呑まれてしまい、無意識に気持ちだけでしゃべってしまうと

 

 

後で後悔するかもしれないし

 

不安になるかもしれないし

 

そしてなにより、人と会うとドッと疲れてしまうことになります。

 

 

 

そう。

気持ちをたくさん作るということは、とても体力を使うことだからです。

 

では、どうすればいいのか考えてみます。

 

心の矢印はどこに向いてるの?

 

現実世界に呑まれているときって、

きっと目の前の相手に向かって、心の矢印と言いますか。

そのような目に見えないビームのようなものが出てしまっています。

 

自分の見られ方を気にしたり、

相手がどう思っているのかを探ってみたり、

相手の顔色、反応を伺っています。

 

心の矢印が、今外に向かっているということは、

自分の中は空っぽなんです。

無防備な状態です。

 

そんな状態だから、簡単に相手の言葉に傷付いたりしちゃいます。

 

 

当然ですよね。

 

自分を守れていないですから。

 

そうやって、自分はズタボロになっていったと思っています。

勝手にどんどん弱くなっていきました。

 

 

自分のバリアを張らなければいけません。

守りに徹するんです。

 

自分が人と話したときに、出てくる感情を見るんです。

自分に矢印を向けなければいけません。

 

今、貴方の中にはどんな感情が沸きましたか?

 

この無意識の状態になっているときって気付くことが出来ないんですよね。

 

 

何と言いますか、

無意識のエリアに入って抜けなくなります。

 

 

例えば怒りの感情が出てきたときに、

自分はどうして今怒っているのかを考えたことはありますか?

ハッと気付いて、瞬時に心の矢印を自分に置くことが出来ますか?

 

 

間違っても、その怒りを持って現実を動かそうとしてはいけません。

 

あなたの心の中の気持ちと、現実は切り離すんです。

 

可能な限り早い時点で、ハッとする必要があります。

 

その感情を見つけたら、また一つ自己成長するチャンスを捕まえたということです。

私は、この時点でワクワクしてきます(笑)

 

 

 

気持ちってね、多分生きているんだと思いますよ。

見つけたら逃げるんです。

『何で、怒っているの?』

って聞くと、ふっと怒りって隠れるんですよ。

 

不思議ですよね。

 

私というものは心の中に何人いるのでしょうか。

 

 

 

話を戻します。

この、出てきた感情を手に取って、なぜ今自分はこの感情が出てきたのかを考えます。

この、『なぜ』を突き詰めていくと、答えが出ます。

その時の、自分の答えなので、全部正解です。

 

一つずつ自分を見つけていくんです。

 

バリアを張る

そうやって、その一つ一つの答えが自分のバリアになっていきます。

必ず同じような場面で、同じような感情を抱いているはずです。

それを見つけると、何てことなくその場面は通り過ぎていきます。

 

 

人の気持ちなんて、探ってる場合ではないんですね。

そもそも、そのあなたが想像した人の気持ちって、結局あなたの気持ちでしょ。

 

人を見て、また一つ気持ちを作ってしまったんです。

 

気持ちが多ければ多いほど体力は消耗します。

気持ちは、減らさないといけません。

 

自分の中に、バリアを作る必要があるんです。

無意識に引き込まれないためのバリアです。

 

気持ちと考え

こんな地道な作業を繰り返すと、

気持ちが作られた時に、違和感が出てきます。

 

自分の中に新しい違和感が作られた瞬間が分かります。

そして、見つけて考えていくんです。

 

すると、楽になります。

 

 

気持ちというものを、一つの別の何かだと認識できるようになったのかもしれません。

 

この作業を忘れたときに、私はまた弱く、人の顔色ばかりを見て、自滅するんでしょう。

 

よく、自分の気持ちと向き合おうと言いますが、

 

自分の気持ちと向き合うことを続ける事って

とっても難しくって、

とっても大切な事なんだと思います。

 

人と話すときこそ、自分を知るチャンスなんですね。

 

 

 

 

今日はこの辺で。

 

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

 

タイトルとURLをコピーしました