私は、友達を作ることが苦手です。
なんか、上手くいかないのです。
一生懸命努力しているつもりです。
でも、友達付き合いのセンスが全くない。
きっと、言っちゃダメなことも平気で言ってしまっています。
自分自身でも苦手意識が強かったので
必死さも滲み出ていたのかもしれません。
40年間で一番辛ったことと言えば、学校です。
自分がどう振舞ったらよかったのかは今でも分かりません。
そんな私が唯一上手くいったものが、アルバイトでした。
今更ながら、なぜ苦手なのか。
その答えを見つけるために振り返ってみました。
お金のある人間関係
私が過去を振り返って分かったことがあります。
私は、人間関係が本当に上手くいきません。
でも、そんな私は高校の時からずっと、アルバイトをやっていました。
なんと、接客業です。(笑)
初めは、
なんか仕事でたくさんの人と接するから、友人関係が嫌になったのかな
なんて思っていました。
これって、逆だったんですね!
友人関係に嫌気がさしていた私は、なんと接客に救われていたんです。
正義感
そもそも、私は子供の時から正義感が強かったのです。
『人に親切にしたい。人の役に立ちたい』
そう思っていました。
今ならわかります。
これはきっと、人の役に立つことで自分が輝けると思っていたからですよね。
でも、それを友人関係に期待してしまった。
これは上手くいきませんでした。
相手が望めば、とことん『人の役に立つこと』を要求されます。
そうですね。
都合のいい人になります。
そして、相手が望まなかった場合は、『おせっかいだ』と言われます。
ウザい人になります。
でも、これが接客では、とてもうまくいきました。
自分の思う誠実さ・大切にしている思い・自分の得意とする探求心。
ここに全力で向き合って、店の売り上げを意識して、接客をしてきました。
すると、結果はとてもいい方に向きました。
お客さんに喜ばれ、店長に褒められました。
そして対価としてお金を貰えたんです。
もちろん、バイトをしていてもトラブルはありましたよ。
職場の人間関係も、変化していきます。
でも、その職場に属していると、仕事仲間であるという認識は疑いなく持てましたから。
友達関係は、本当に友達なのか疑ってしまうようなときもありました。
職場でもいじめられた時がありましたが、
何が私を支えてくれていたかというと最終お金です。
とてもシンプルに言うと、働いている目的はお金だから。
目的があったら私は動けるんです。
私は、お金に助けられたんだと思います。
『人に親切にしたい、役に立ちたい』
と思っていた、当時の自分が報われたものは『バイト』だったんです。
友達は苦手です
友達がたくさんいる人は、本当にすごいと思います。
沢山の人と上手に付き合える人ってどんな人なんだろう。
私には、それはできませんでした。
その人の役に立っていないと、
その人との友情関係は果たして成立しているのかすら自信がなかったんです。
そんな私は仕事をしていることで、
その仲間に属する許可を貰えている感覚がありました。
だから、自信を持って接客をすることが出来たんだと思います。
今でも友達作りは苦手です。
何を目的として接すればいいのかが分かりません。
この、目的がないと動けないのが私の一番の弱点なのかもしれません。
だから、今は誰かと接するときに、その人から何か一つ答えを貰うことを
目的にしています。
そうすれば、どんなに嫌なことがあったって、一つの学びとして
考えることが出来るからです。
私は、お金のある人間関係しかできないのなら、
全ての人間関係をそこに結び付けて付き合っていこうと思います。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。