嫌いなところを忘れない

気持ち

皆さんは、友達や家族の嫌いなところを知っていますか?

 

 

 

以前の私は、相手の嫌いなところが全くわかりませんでした。

 

 

 

何となく、嫌な思いをした。

 

こんなことはありましたが、実際自分は何をされて、何に嫌な思いをしていると

はっきり言葉にすることが出来なかったのです。

 

『何となく、モヤっとした。でも、きっと気のせいだ』

とか、

『お互いの勘違いで今回はこんな現実になってしまっただけ』

 

そんな風に終わらせてしまっていた過去が、私にはよくあります。

 

でも、結局そこが相手の嫌いなところであり、

相手に裏切られている部分でした。

 

 

現実に見えた問題は、木の枝先についている葉っぱの部分。

そして、答えは根っこにあります。

 

これがわからないと、ずっと自分が知らない間に傷付くことになるんです。

 

違和感を捕まえる

 

『あれ、なんかおかしい。』

『何かムカつく』

『何でこんなことになっちゃったんだろう』

 

 

そういう事が繰り返されているのであれば、それは装飾されてはいるけれど、

蓋を開けてみれば全く同じことが原因です。

 

それを、

『そんな風に思っている自分は汚い』

だとか

『いやいや、きっと相手には相手の言い分がある』

とか。

 

そうやって自分をごまかして関係性を続けることは苦しむことになります。

 

自分は何に傷付いていて、何に裏切られているのか、気付くことがとっても大切だったんです。

 

自分の中で、イライラが勝ってしまうと、その奥の傷が見えません。

 

 

私は、ずーっとイライラする性格を治したいと思っていました。

 

 

 

でも、イライラは実は自分の悲しみを隠しているものだったんですよね。

心が傷付いていることを、感じさせないようにしていました。

 

ある意味、イライラすることで自分を守っていたのかもしれません。

 

 

自分がイライラしてしまう事ばかりに焦点を当てて落ち込んで、

なぜイライラしたのかを深く深く考えたことはありませんでした。

 

自分が裏切られて傷ついていたという1つの答えが見つかったら・・・

 

 

 

何という事でしょう。

 

 

 

自分が傷ついていたということを初めて知ります。

 

え、まさか。

自分が傷ついていたなんて、びっくりです。

 

 

訳も分からず、傷ついていることも分からないときっていうのは、

後から考えると苦しみ以外の何でもありません。

 

 

でも、その時は苦しんでいることすら理解していないんです。

変な話です。

 

嫌いを忘れない

 

自分が傷付いている部分、裏切られている部分を忘れてはいけません。

 

忘れてしまうと、無防備になってしまいます。

分からなくなってしまいます。

 

今、私は自分がまた分からなくなってしまうのが一番怖いです。

何だかわからないけど、いつもイライラしている。

 

そんな風になってしまうのが嫌です。

 

『でも、いいところもあるし。』

なんて、思ってはいけません。

 

それは相手を守っても自分を裏切っているからです。

自分は、自分の味方です。

 

性格悪くっても、自分は自分です。

 

自分を知らないということは、自分が守れていないということです。

 

相手の嫌いな部分、裏切られている部分はしっかり自分の中で持っておいてください。

自分は、こういう事が嫌いなんだということを知ってください。

 

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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